多摩動物公園は平成２０年５月に開園５０周年を迎えた都営動物園（それ以外に恩賜上野動物園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園がある）で多摩丘陵自然公園内に４７万㎡の広大な敷地を占め自然林をそのままに活かし造られた園内だけに起伏もあり（無料シャトルバス有り）歩きごたえのある公園です。夜半から降り出した雨が気掛かりでしたが、アメダス（気象予測）で調べると多摩地方の気象状況は、午後から「曇り」との予報が出ていたため例会を実行。行程表通りに京王動物園線で「多摩動物公園」駅へ向かい、11時に到着すると何とすでに雨は上がっていた。参加者が14名と少なかったのは淋しい限り。公園正門で記念写真を「パチリ」、園内に入ると夜半に降った雨で洗われた樹木の緑が目に染み、梅雨特有の蒸し暑さは感じられずに清々しい気持ちになった。入口で係員から手渡された「多摩動物公園・広場マップ」を手にアフリカ園、オーストラリア園を観て回りコアラ下の売店・無料休憩所に到着したのは13時を少し回った頃で昼食休憩。昼食の後コアラ館、オランウータンの森などを観て回ったが、既に帰る予定の時刻が迫っていた。「広場マップ」の40％を観られずに帰らなければならないのが残念。当初は園内の滞在時間が長過ぎて時間を持て余すのではないかと心配していたが、観切れないほどの動物数であった。幸い梅雨の気象状況としては、降雨も無く涼しくハイキングを楽しむ最高の一日に恵まれ、 木々の香りや美味しい空気を沢山味わうことができ、心身ともに癒された日を過ごせた６月の例会であった。

歩行数：約12,000歩前後         　　　　　　　　　　　　　　　（記：松本）